探蝶逍遥記

コタキナバル市内の野鳥(2012年3月14日)

昨日、関東地方は45年振りの大雪になりました。幸い、本日には気温が上がって結構溶けましたが、未だ日陰には残雪が多くて、注意せねばなりません。こんな寒い日には南国ボルネオの話題でも出しましょう。と言っても蝶ではなく野鳥の記事です。一昨年暮れから昨年にかけて連載したグヌンムル公園遠征記(外部リンク)」では、蝶と昆虫に絞ってご紹介いたしました。ただ最終日、フライト乗継の関係で一泊したコタキナバル市内で、野鳥も撮影しておりました。このままお蔵入りにするのも勿体無いので、今回ご紹介することにしました。もちろん小生は野鳥の素人ですので、同定に間違いあればご指摘下さい。

 最初はキンパラ(Lonchura atricapilla:英名Black-headed Munia)。

+++横位置画像はクリックで拡大されます+++
f0090680_21574874.jpg
D7K-34(トリミング):以下の画像は全て同一機材です、ISO=400、F4.5-1/1600、-0.7EV、撮影時刻:9時51分

 スズメのように群れをなしておりました。和名のキンパラは腹が金色を呈すことに由来するのでしょうが、ご覧の通りの「焦げ茶腹」。恐らく亜種の一部は金褐色を呈するのでしょうか? 日本のイカルに似た独特の嘴形状ですね。お次は高い梢で単独で囀っていたチャノドコバシタイヨウチョウ(Anthreptes malacensis:英名Plain-throated Sunbird)。
f0090680_2158561.jpg
ISO=400、F6.3-1/1600、-0.3EV、撮影時刻:9時54分

 タイヨウチョウの仲間は香港あたりでも観察できますが、ボルネオでも以前、キナバル国立公園の公園本部付近でも見たことがあります。花から吸蜜するのに都合の良いように嘴がムチャ細長く延伸した格好をしておりますが、長さは種により様々なようです。
 次は同定できなかった野鳥。
f0090680_21582733.jpg
ISO=400、F10-1/1600、-0.3EV、撮影時刻:10時02分

 日本で言えばセッカとかヨシキリのような色合いで、ご覧の通り、嘴を大きく開けてやかましく囀っておりました。朝方の逆光で色が潰れて酷い画像ですが、どなたか同定できますでしょうか? お次は道路上に落ちた白い物体を啄んでいるメグロヒヨドリ(Pycnonotus goiavier:英名Yellow-vented Bulbul)。
f0090680_21584572.jpg
ISO=400、F13-1/1600、-0.7EV、撮影時刻:10時02分

 これも逆光で眼の周りが潰れていますが、別の画像で「眼の周囲に黒い縁取りがあること」を確認できたので、メグロヒヨドリといたしました。ここから少し逆方向に歩いて海辺に近い場所で民家の屋根の止まっている巨大カワセミを発見。
f0090680_2159935.jpg
ISO=400、F8-1/1600、-0.7EV、撮影時刻:10時22分

 ナンヨウショウビン(Halcyon chloris 英名:Collared Kingfisher)でした。日本のカワセミより遥かに巨大で、この子を見ると、日本のカワセミは本当に小ぶりです。同じ浜辺の岩礁地帯にはダイサキ(Ardea alba 英名:Great Egret)が多数群れておりました。
f0090680_21593555.jpg
ISO=200、F11-1/1600、-1.0EV、撮影時刻:10時26分
f0090680_2291251.jpg
ISO=200、F8-1/2000、-1.0EV、撮影時刻:10時36分

 一枚目は鏡像対称のような姿がとても面白くて思わずパチリ。飛翔シーンの背景は海上集落の一部です。最後は電線に止まっていたカノコバト(Streptopelia chinensis 英名:Spotted Dove)
f0090680_2202335.jpg
ISO=400、F8-1/2000、-1.0EV、撮影時刻:10時41分

 背中の後ろ半分が「鹿の子模様」になっていることが和名の由来でしょうか? まるでカーレースで使用されるチェッカーフラッグみたいな模様ですね。それと首が細いプロポーションもなかなか可愛いものです。丁度、日本のキジバトみたいな立ち位置の鳩のような気がします。真面目に野鳥を撮影する方は、コタキナバルのような都会ではなく、グヌンムルやキナバル国立公園に行かれるのでしょうが、蝶をメインに撮影していると、とても野鳥まで眼を向ける訳には参りません。鳥が詳しくないお蔭で蝶撮影に集中できるのだと、勝手に納得している管理人であります(笑)。
by fanseab | 2014-02-09 22:02 | 野鳥 | Comments(6)
Commented by himeoo27 at 2014-02-11 19:25
私は、野鳥が全くわからないので積極的撮影
することはありません。
今日のように雪で蝶が2頭しか見つけられな
かったり、
昨年末~今年年始にかけての八重山諸島
遠征で雨が降ったり、
した時は仕方なく写しています。
但し、↑の鳥たちを含めて良く見ると蝶や昆虫
には無い存在感や、美しさがあり嵌ると怖い
気がいたします。
Commented by ごま at 2014-02-12 09:00 x
おはようございます。
野鳥もお見事です。流石です(^_^;)
私も、Sunbirdの仲間は黄色や緑色など随分見かけましたが、小さくて動きが素早く、まともに撮れたのは赤い個体だけでした。ナンヨウショウビンは見てみたいです。
Commented by MatsuHimeji at 2014-02-13 22:00
>こんな寒い日には南国ボルネオの話題でも出しましょう。

ヒュウ♪ヒュウ~♪ 
この手があったかと大興奮です。(笑)
無節操な私でも蟲撮りから鳥撮りへのモード変換は難しく、
タイヨウチョウなど、見たことある!と撮った!とではエライ違いで、
コタキナバルでこんなに採集されていたとはさすがでございます。
高温多湿をものともせずに、果敢にレンズを向けて撮りまくっておられる様子が想われて熱くなります。
Commented by fanseab at 2014-02-14 00:17 x
himeooさん、野鳥の世界は入り込むと大変なので、深入りはしませんが、熱帯アジアではサイチョウとか、見応えのある鳥は注目して、つい撮影してしまいます。コタキナバルでは一応蝶撮影目的で散歩がてら撮影していたのですが、蝶の方はサッパリで、仕方なく野鳥にレンズを向けておりました。
Commented by fanseab at 2014-02-14 00:19 x
ごまさん、鳥撮りなら、やはり600mmレンズクラスが欲しくなりますね。ネットで見る限り、今回撮影した鳥は普通種ですが、それでも国内で未だ見たことも無い鳥が殆どで、撮影いたしました。ナンヨウショウビンは印象に残りましたね。
Commented by fanseab at 2014-02-14 00:24 x
Matsuhimejiさん、コタキナバルからの帰国日に時間潰しに街中をブラブラ散歩しながらの撮影でした。蝶の方はサッパリで、仕方なく鳥を撮った結果が今回の記事です。朝方の強い陽射しだと、逆光条件で鳥撮りは大変難しいことを知りました。蝶が沢山飛んでおれば、もちろん鳥にはレンズを向けない訳で、「果敢にレンズを向けて・・・」と言われると恥ずかしい限りでございます(^^;
名前
URL
画像認証
削除用パスワード