探蝶逍遥記

サトキマダラヒカゲの産卵(9月上旬)

 マイフィールドの多摩川縁雑木林では先月中旬過ぎからサトキマの個体数が増加し、クヌギの樹液に群がる一方、♂は探♀活動に大忙がしの様子が伺えます。夕刻、そんな彼らの活動を観察していると、急に1頭の♀がネザサに止まり、産卵をスタートさせました。サトキマの産卵は昨年初撮影に成功しておりますので、今回はちょっぴり余裕で撮影。

++横位置画像をクリックすると拡大画像を見ることができます++
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D71K-34、ISO=400、F11-1/500、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻:16時45分41秒

 翅も腹端も葉被りなので、少しアングルを変えて再撮影。
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D71K-34、ISO=400、F11-1/200、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻:16時46分50秒

 より接近戦で勝負するべく、85mmマクロで産み付けられた卵の表情をもう少し明確にしようとトライしてみました。
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D71K-85VR、ISO=400、F11-1/200、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻:16時50分59秒

 ただ母蝶の自重でネザサの葉が撓んでしまい、卵塊の全貌を表現できません(^^; そうこうするうちに母蝶を刺激したらしく、産卵を止めて飛び去っていきました。葉裏を確認してみると・・・・。
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D71K-85VR、ISO=400、F11-1/125、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻:16時51分

 11卵塊でした。デジカメのExifデータから産卵所要時間を計算すると5分23秒。従って1卵あたり所用時間は29秒となります。因みに昨年観察した3卵塊の平均所要時間は19秒/卵でした。今回はサトキマの産卵シーンを狙って撮影したのではなく、偶然出会うことが出来てラッキーでした。次なる課題はヤマキマの産卵シーン撮影です。
by fanseab | 2013-09-08 21:09 | | Comments(2)
Commented by clossiana at 2013-09-10 19:49
以前の貴ブログでサトキマの若齢幼虫集団を見させて頂いた時に「この種の幼虫は知っている蝶の中では最も可愛い」と思いました。以降は暑い最中でも色々な場所で探してみたのですが、腰をかがめての探索は、ただただ消耗するだけでした。この産卵シーンも腰をかがめて撮られたのでしょうが、その苦労が偲ばれました。
Commented by fanseab at 2013-09-10 22:01 x
clossianaさん、野外で若齢幼虫集団を発見するのは容易ではありません。母蝶が産卵した箇所をマーキングでもしておかないと類似環境に紛れて場所を失念してしまいます。撮影の姿勢はそれほど大変ではありません。よほど草むらに潜り込むヒメウラナミジャノメの方が腰痛を発生させるリスクがあります。それよりこの時期、夕刻ですので来襲する藪蚊との闘いが大変です(^^;
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