探蝶逍遥記

Papilio属2種の産卵(7月中旬)

 今シーズン、アゲハチョウ科の産卵行動はジャコウ以外撮影しておりませんでした。流石にLuehdorfiaParnassiusの産卵シーン撮影は時期を逸しておりますので、後はPapilioGraphiumを狙うことになります。先ずはアゲハチョウ狙いで横浜市内のカラタチ群落ポイントに出かけました。産卵時間帯は正午前後と睨んで午前10時半到着予定が事故渋滞で11時半にズレこみ、ちょっと焦ります。現地に到着すると、目論見通りナミアゲハ♀が登場。アングルに不満は残るものの先ずは無事産卵シーンをゲット。

++画像をクリックすると拡大画像を見ることができます++
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D71K-34、ISO=640、F11-1/640、-1.7EV、外部ストロボ、撮影時刻:11時58分

 撮影後、モニターを確認するとかなりの露出不足。おかしいなと思いながら撮影を続行したのですが、後で露出補正をムチャマイナス側に設定していたことが判明。どうもISO設定変更をする際、誤って露出補正を変更してしまったことが原因。N社一眼ではISO/露出補正いずれもメインコマンドダイヤルで設定するので、誤操作することが稀にあります。

 アゲハチョウはこの後、連続的には産卵にやって来ないので、別のカラタチポイントへ移動。暫くして有難いことにナガサキアゲハ♀が登場。こちらは結構暗い環境にあるカラタチに産むのでRAW現像処理時の露出設定ミスのリカバリーに大変苦労いたしました。苦労して写した2カットをご紹介しておきましょう。
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D71K-34、ISO=640、F9-1/500、-1.7EV、外部ストロボ、撮影時刻:12時26分
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D71K-34、ISO=640、F9-1/400、-1.7EV、外部ストロボ、撮影時刻:12時29分

 1枚目の左上には既に産みつけられた1卵が見えています。こちらは本シーン撮影の24秒前に産卵されています。今回出会った母蝶は概ね30秒~1分間隔で10卵近く産み付けていきました。2枚目は露出設定・アングル共にほぼ理想的な絵でした。これで腹端先に卵まで写し込めておれば完璧でした。次にカラタチへの産卵状況および卵の拡大像を示します。
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D71K-34(トリミング)、ISO=640、F9-1/640、-1.7EV、外部ストロボ、撮影時刻:12時29分:拡大像はD71K-1855改@55mm(トリミング+4コマ深度合成)、ISO=100、F11-1/320、-0.7EV、内蔵ストロボ+2灯スレーブ増灯

 ここで別の日に撮影したアゲハチョウの卵とナガサキアゲハの卵を形状比較してみました。
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 ナガサキは国産アゲハの中でも最大級の大きさとされ、直径1.68mm。他方アゲハチョウは1.16mmで、相当差があることがわかります。表面はほぼ平滑と言えますが、不規則な凹凸構造も認められます。実はこの日、クロアゲハの産卵も期待したのですが、そちらは坊主。こちらはカラスザンショウで待機していた方が撮影確率も高そうなので、また別途再トライしたいと思います。
by fanseab | 2013-07-15 22:11 | | Comments(0)
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