探蝶逍遥記

スジグロシロチョウの産卵等(6月下旬)

 ヒメシジミの産卵行動を観察中、シロチョウ科2種の産卵も観察することができました。最初はスジグロシロチョウ。

++横位置画像をクリックすると拡大画像を見ることができます++
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D71K-34(トリミング)、ISO=400、F9-1/500、-1.0EV、外部ストロボ、撮影時刻:10時08分

 産んでいたのは、恐らくジャニンジンだと思いますが、ちょっと自信ありません。ヤマトかスジグロかは後翅裏面肩脈形状と表翅の黒班の滲み具合で区別しております。翅面とレンズ面を平行にすると葉被りしたり、なかなか難しいです。葉裏への産卵状況です。
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D71K-85VR(トリミング)、ISO=100、F11-1/400、-1.3EV、外部ストロボ、撮影時刻:12時26分

 産卵直後は真っ白です。超拡大システムで拡大像も撮影。ここでは別途撮影したモンシロチョウ、キタキチョウ卵の拡大像と比較して示します。
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D71K-85VR-24R(トリミング+2コマ深度合成処理)、ISO=100-200、F29-1/320~400、-1.0/-1.3EV、外部ストロボ、撮影時刻:14時52分

 同じPieris属でもスジグロとモンシロではかなり形状が異なります。スジグロはペットボトル形、モンシロは砲弾形とでも言えましょうか? また、ヤマトスジグロとエゾスジグロはスジグロとどれだけ微構造が異なるのか?も次なる検討課題です。更に3種の中で成虫サイズの最も小さいキタキチョウの卵が3種の中で最大であることも興味深いです。
 さて、そのキタキチョウの産卵も何とか撮影できました。最初はハギに産んだ場面。
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D71K-85VR(トリミング)、ISO=320、F11-1/640、-1.0EV、撮影時刻:12時16分

 次はメドハギへの産卵です。
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D71K-85VR(トリミング)、ISO=400、F11-1/400、-1.3EV、外部ストロボ、撮影時刻:12時40分

 既に産卵された2卵も確認できます。キタキチョウもそうですが、シロチョウ科の産卵は本当の「瞬間芸」。食草に着地した瞬間に産卵が完了するので、アングルを決定する時間的余裕を与えてくれません。シジミ類の産卵に比較して難易度が極めて高いと思います。対策としてはとにかく飛翔写真と同じで数多く撮影して好みのアングル画像を拾い上げる・・・、そんなアプローチをしないととてもストレスが溜まる気がしております。まぁ、それでも何とか今シーズン、モンキ、ツマキに引き続き、今回の2種類を加え、シロチョウ科産卵撮影は合計4種になりました。後は基本中の基本、モンシロを撮影することが次の目標となります。
by fanseab | 2013-07-05 23:54 | | Comments(0)
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