探蝶逍遥記

ウラゴマダラシジミの飛翔(5月下旬)

 ミスジチョウを撮影した後、更に場所を移動して東京都のウラゴポイントに向かいました。現地午後2時着ですから、開翅等は諦めて鼻から飛翔狙い。しかし未だ不活発状態なのか1頭も姿が見えません。そのうち出現したのはウラゴではなく採集者の方(^^; これはやばいパターンです(笑) 「ウラゴですか?」とストレートに質問すると、「2♂2♀を採集した」とのこと。ウーム、最初から個体数マイナス4で勝負せねばなりません。比較的フレンドリーな採集者の方でしたので、暫し雑談しながら待機していると、午後2時30分頃からようやく♂の探♀飛翔がスタートしました。さぁ、同時にこちらは「撮り採り合戦」のスタートです(爆)。しかし、この合戦、いつもそうですが、「撮り屋」には分が悪いです。いくら下手糞な採集者でも10回網を振れば1回はウラゴをゲットできるでしょう。一方、こちら飛翔撮影は300カット撮って1カット「当たり籤」が出ればいい方。日向と日陰側を縦横無尽、それも超高速で飛ぶウラゴは追跡するのが一苦労。動体視力が最近とみに衰えた事を自覚する管理人にとって、チャンスはやはりアワフキムシとか鳥の糞にまつわりつく時しかありません。この日は600カット強撮影したのですが、全く手応えが無く、自信喪失して帰宅したのでした。それでも自宅PCモニターで確認すると何とか4カット当たり籤(もちろん特等や1等賞ではありません)が混じっていて一安心。以下、その4カット。


++画像をクリックすると拡大画像を見ることができます++
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共通撮影条件:D71K-20(トリミング)、ISO=500、F6.3-1/1600、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻:15時11分
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撮影時刻:15時31分
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撮影時刻:15時31分
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撮影時刻:15時31分

 2枚目および3枚目の画面右下にアワフキムシの泡が写っています。極端な場合は泡に止まり確認する♂もおりました。活動全般を概観してみると、14時30分頃から探♀活動がスタートし、15時頃ピークになり、16時頃になると活動が終焉を迎えた感じがありました。この頃、頭上の梢に茶系のタテハが出現。今季初見のコムラサキ♂でした。
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共通撮影条件:D7K-34、ISO=500、F8-1/800、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻:16時10分

 勇敢にも頭上を飛ぶツバメに何回となく戦闘行為を仕掛けておりました。コムラサキを撮影してまもなく撤収。何とか新鮮なウラゴ♂飛翔がゲットできてヤレヤレの心境でございました。
by fanseab | 2013-05-31 21:18 | | Comments(6)
Commented by yoda-1 at 2013-05-31 21:56
ウラゴマの♂雄の新鮮さの分かる飛翔がいいですね。
このゼフをやたらに採集する人は少ないと思いますが、まあ節度ある採集数でお願いしたい部分でしょうか。
YODAもそろそろ、外部高速ストロボを使用してみたいです。
Commented by fanseab at 2013-05-31 23:40 x
yoda-1さん、今年は種類によらず発生が早いので、スレ品も覚悟しておりましたが、新鮮な♂を撮影できてホッとしました。ウラゴは平地性ゼフの中では地域変異があり、県別に集めている人が、他府県の方と交換するための「持ち駒」としてそれなりの個体数を採集する方もいると思いますよ。
Commented by ヘムレン at 2013-06-01 19:49 x
綺麗な個体ですね(^^)
今季は、まだウラゴマダラに出会えていません。飛翔はさすがです。
コムラサキも出ましたか。どんどんいろいろ出てきますね(^^)
Commented by fanseab at 2013-06-01 23:00 x
ヘムレンさん、静止画像を撮れないので、綺麗な個体かどうかは飛翔撮影中は確認できないのです。帰宅してからパソコンでやっと新鮮な個体であることを確認し、ホッといたしました。
飛翔は結構難しい部類に属しますね。コムラサキはそろそろ♂が終盤戦に近く、他種同様例年よりも発生が早かったのだと思います。
Commented by otsuka at 2013-06-01 23:32 x
ウラゴの飛翔、流石ですね。
> アワフキムシとか鳥の糞にまつわりつく時しか
何年か前に白い人工物をイボタに付けて実験したことがありますが、♂は白いものに惹かれるようですね。
それが判っていても、飛翔は大変だと思います。
今年はアカシジミが多いようなので、他のゼフもドンドン出てきて欲しいです。
Commented by fanseab at 2013-06-02 00:06 x
otsukaさん、コメント有難うございます。
泡や鳥の糞のみならず、葉が折れ曲がって光線の加減で白く見えるような構造物にも妙に惹かれるようで、♂が♀を判断する色合いや反射率は人間には理解できない部分もあるようです。
ゼフの発生って年ごとに並がありますけど、どんな種類であれ、多産してほしいものですね。
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