探蝶逍遥記

コンクリート塀上のツマグロヒョウモン幼虫: 続報

3/19にご報告した越冬幼虫の続報です。
去る4/4に無事、蛹化しました。壁の上がお気に入りだったこの幼虫、蛹化も壁の上です。アップした写真は4/7に撮影したもの。写真左上で黒く影になっている庇の部分に通常垂蛹になるのですが、この個体はあくまで「壁の上」に拘ったようです。真珠のかけらを埋め込んだような独特なデザインの蛹は見るたびに感心します。

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D70-10.5-X1.4TC, ISO=400, F13-1/100, +0.3EV, 内蔵ストロボ

その後様子を見ていましたが、寄生か何らかの理由で、残念ながら羽化できなかったようです。特定の個体を継続観察していると、情が移ってしまいます。その意味ではガッカリでした。順調に行けば、4/16前後には羽化していたものと思われます。
by fanseab | 2006-04-24 21:20 | | Comments(4)
Commented by maeda at 2006-04-25 08:56 x
特定の個体を観察しているといろいろな発見もありますが、最後には無事に子孫を残してくれとか、成虫になってくれとか情が移ります。
こんな環境でも成虫になれるこの蝶の生命力はすばらしいですね、今回はダメでしたが。
Commented by fanseab at 2006-04-25 12:42 x
maedaさん、ギフを観察した後で、この蝶を考えると、雑草のような生命力を確かに感じます。仮に、この塀の下にスミレではなく、カンアオイが生えていたとしても、ギフはこの環境では生活することはできませんよね。
Commented by nomusan at 2006-04-25 22:03 x
コンクリートのツマグロヒョウモン、羽化できなかったんですね。定点観察の個体に愛着がわくのはよくわかります。
Commented by fanseab at 2006-04-25 22:22 x
nomusan、ここは通勤途上に蝶観察できる唯一の場所でして、出勤するのが憂鬱な月曜日でも、何故かホッとできる小生の癒しポイントでもあるんですよ(^^
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