探蝶逍遥記

ボルネオ・グヌンムル公園遠征記(23)ナナフシ他

 熱帯雨林は擬態昆虫の宝庫と言われています。その擬態の名人と言えば、先ず思い出されるのがナナフシでしょう。最初は国内でも見られるようなタイプ。

++横位置画像をクリックすると拡大画像を見ることができます++
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D7K-34、ISO=400、F4-1/1000、-0.7EV、外部ストロボ、撮影年月日・時刻:2012年3月10日、9時06分

 お次は公園内食堂の壁に張り付いていた子。
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D7K-34、ISO=640、F11-1/160、-0.3EV、外部ストロボ、撮影年月日・時刻:2012年3月12日、8時07分

 こんな場所で静止していたら、擬態もへちまもありませんね(^^) なお、この食堂の天井にはクツワムシの仲間や光に集まる諸昆虫を見ることができましたが、残念ながら鱗翅目は発見できず。ラストは今回遠征で一番インパクトのあったナナフシ。
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D7K-34、ISO=500、F13-1/100、-1.0EV、外部ストロボ、撮影年月日・時刻:2012年3月13日、10時47分

 遊歩道の頭上を何か大きな物体が横切ったと思って見上げたら、このナナフシが葉上に着地寸前でした。翅の付根にある大きな突起が凄い迫力です。帰国してから画像をチェックしていて、触覚がフレームアウトしているの気が付きました。「ナナフシの仲間は触角が長い・・・」こんな常識を知らないと構図もままならないのですね。一つ勉強になりました。ナナフシ目の親類、直翅目からはヒシバッタの親玉みたいな子をご紹介しておきましょう。体長2cmほどです。
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GXR@5.1mm、ISO=100、F3.2-0.3sec.、-0.7EV、内蔵ストロボ、撮影年月日・時刻:2012年3月10日、11時47分

 露出設定を間違えてブレブレ画像(^^; このバッタが潜んでいた遊歩道の手摺下には色々な諸昆虫が集うスポットです。またこれらの昆虫を狙ってトカゲ類が良く出没しておりました。

 今回の遠征で甲虫類、特にクワガタ類は期待しておりましたが、灯火類をチェックするも全くの坊主。ガッカリでした。で、お終いはグヌンムルではなく、コタキナバルの道路沿いで見つけたゾウムシ交尾ペアをアップしておきましょう。
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GXR@5.1mm、ISO=200、F7.4-1/111.、-0.7EV、内蔵ストロボ、撮影年月日・時刻:2012年3月14日、6時59分

 黄色と言うよりは黄金色に近いこのゾウムシ。存在感があって、とても印象的でした。
<次回に続く>
by fanseab | 2013-03-29 22:54 | その他の昆虫類 | Comments(4)
Commented by himeoo27 at 2013-03-31 07:41
広角で景色も含んで撮影した黄金の象虫ペア
素敵ですね!
その2つ上の変った形状のナナフシと併せて
逢いたいものです。
Commented by fanseab at 2013-03-31 22:10 x
himeooさん、朝食前の散歩でゾウムシを発見しました。熱帯の朝は涼しくて気持ちの良いものですが、こんな物を見つけると得をした気分になります。ナナフシはもっと色々いるのでしょうが、恐らく気が付かずに通り過ぎていくことが殆どだと思います。ナナフシは飛ぶと結構派手な色の翅が目立つのですが、止まってしまうと本当に枝の一部になってしまいます。
Commented by MatsuHimeji at 2013-03-31 22:36
ナナフシの擬態を見破った時には思わずガッツポーズですね。
食堂の天井や遊歩道の手摺りは要チェック・・・φ(..)メモメモ
ヒシバッタの親玉みたいなの画像はいかにもボルネオって感じで、トカゲのお出ましが期待されます。(笑)
次も楽しみにしています!
Commented by fanseab at 2013-04-01 22:15 x
MatsuHimejiさん、熱帯アジアでの擬態の名手としてはコノハムシとカレハカミキリが有名で、これにもチャレンジしましたが、見事に撃沈しました(^^; コノハムシはご神木の葉を認識していないと先ず素人に無理ですね。
遊歩道は虫達にとって障害物になっているのでしょう。蛹化場所を求めてウロチョロしている蛾の幼虫達も遊歩道の手摺りをモゾモゾしておりましたよ。
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