探蝶逍遥記

播磨ギフ: リベンジ成功の巻

たかが、蝶の写真撮り。「勝った負けた」と気色張ることもないですが、雌伏2週間。やっとリベンジの時がやってまいりました。で、ホクホク顔でのご報告です。

前回の下見で発見したヒメカンアオイ群生地に8時着。けれど、前回同様、どんよりとした天気で暗澹とした気持ちになりました。またも坊主か・・・。それでも10時頃から雲が薄くなり、11時、やっと女神が舞い降りました。交尾嚢付の♀。「女神さま、二週間お待ちしてましたよ!」これで肩の荷がまず降りました。レンズを通して見る、久々のフサフサ感が素晴らしい!

f0090680_9135438.jpg
D70、ISO=500、F13-1/160,+0.7EV

11時半を回り、更に陽射しが増すと、いったいどこに隠れていたかと思うほど、あちらこちらに♀が乱舞し始めました。どちらを追い回すか?悩むほどの状態。地面を舐めるように飛翔する、1頭に注目すると、なんと産卵を始めました。一卵を産むと、15秒位、写真上のような状態で腹端を一旦葉裏から離し、再度、写真下のように産卵します。レンズを通して彼女の呼吸がこちらに伝わるような、なにか神々しい感動を覚えました。小生にとって、ギフ産卵現場の観察・撮影は、今回が初体験。来た甲斐がありました。
f0090680_9141525.jpg
D70,ISO=500,F11-1/320

f0090680_9143289.jpg

D70,ISO=500,F11-1/250,+0.3EV

産卵が終わった後、葉裏をめくってみると、11卵生みつけられていました。

f0090680_9144941.jpg
D70S-10.5,ISO=400,F14-1/30,+0.3EV,内蔵ストロボ

なお、産卵中の卵と母蝶を同時に写しこもうとトライしましたが、蝶関連ブロガーの先輩方がコメントされているように難しく、断念しました。雑木林のブッシュの中での産卵なので、よほど、カンアオイの葉の開き具合と撮影者の配置のバランスが上手くいかないと、厳しいものがあります。これは今後の挑戦課題になりました。

すこし、余裕が出たので、お次は飛翔写真の番です。Fisheyeでの出来は今一歩で、90mmマクロの作例をアップします。偶然、閉翅状態でシャッターが押されたため、合成写真のような不思議な雰囲気に仕上がりました。
f0090680_91587.jpg
D70、ISO=640、F7.1-1/1000、+0.3EV

また、ご贔屓にしているブログ:あやはべる蝶観察日誌のfさんに勧誘されて入会した「縦位置広角写真友の会?」会員の証として、作例をアップしておきます。会長のfさん、こんなんで、会員資格ありますか?

f0090680_915258.jpg
D70S-10.5, ISO=500,F14-1/125,内蔵ストロボ

午後1時前から、また雲が厚くなり、思い切って撤収です。11時から12時半までのわずか1時間半、群舞してくれた春の女神に感謝の投げキッスをして、現地を後にしました。
by fanseab | 2006-04-22 23:02 | | Comments(21)
Commented by nomusan at 2006-04-22 23:33 x
リベンジ、おめでとうございます。今頃祝杯でしょうか(笑)。やっぱりこの時期、会うべき女神にはお会いしたいものですよね。飛翔画像、エエですね(笑)。「縦位置広角写真友の会」公認の画像、もっと見たいです(笑)。
Commented by fanseab at 2006-04-22 23:57 x
nomusan、いの一番のコメント、恐れ入ります。小生、Pseudogeko属?の人間でして、グレープフルーツジュースを風呂上りにキューっと一杯です(^^ そちらは、一日中雨で残念でしたね。広角写真はf会長さんの公認を頂ければ、今後積極的にアップします(笑)。
Commented by furu at 2006-04-23 02:29 x
リベンジ成功おめでとうございます。産卵に飛翔、ばっちりですね。
縦広角、もちろん公認です。更なるご活躍を期待してます。(^^)
来年は播磨ギフに挑戦しようかな・・・
Commented by maeda at 2006-04-23 06:32 x
よかったですね。
とりあえず目標を達成しないと落ち着かないですよね。
私も縦広角に挑戦してみます。
ヒメギフ、今月末からです。
Commented by fanseab at 2006-04-23 09:06 x
furuさん、深夜のコメント有難うございます。会長直々の認証取得でこれからもいろいろと工夫してみたいです。播磨の女神もfuruさんのこと、期待してますよ~♪
Commented by fanseab at 2006-04-23 09:08 x
maedaさん、有難うございます。「ようやく開幕したな」が実感ですね。ヒメギフの縦位置広角期待しています!!
Commented by kenken at 2006-04-23 10:17 x
おぉ、やりましたね!前回は空振りだったようですが、その「下見」が見事に役立たれたのではないでしょうか。産卵シーンの写真は、なかなか周囲の下草が邪魔をして難しいものですが、D70での撮影とは・・・さては、匍匐前進されましたね。(笑)
10.5mmのFisheyeの威力はスゴイですねぇ~ CANON用は14mmまでしかないので羨ましいです。「縦位置広角写真友の会」、私もいつか入会できるようにチャレンジしてみようかな。
Commented by usubasiro at 2006-04-23 10:41
撮影成功おめでとうございます。しかも産卵まで撮影できるとはなんとも羨ましい。縦位置広角の画いいですね。自分もチャレンジしてみたいと思います。
Commented by thecla at 2006-04-23 17:35 x
撮影成功、加えて産卵シーンまで、おめでとうございます。
縦位置広角は、かすかに人家まで写っていて、播磨ギフの里山の環境がわかって素晴らしいと思います。
Commented by 6422j-nozomu2 at 2006-04-23 20:59
おめでとうございます。2週間待った甲斐がありましたね。鮮度もまだまだ良好のようですね。やはり産卵シーン憧れです。未だお目にかかっていません。飛翔写真もバッチリです。裏山でーす。
Commented by fanseab at 2006-04-23 21:42 x
kenkenさん、ご指摘のように下見で複数ポイントを巡回し、どのような場所にカンアオイが生育しやすいか?観察するとギフが飛びそうな臭いがするポイントが推測できるようになりました。今回も「必ず飛ぶはず」の確信のもとに、3時間粘って、念力で女神を舞い降ろさせました(笑)。Fisheyeは作例のように卵や幼虫等の生活環境を簡単に写しこめるので重宝しております。○○賞のご褒美を有効活用ください(^^
Commented by fanseab at 2006-04-23 21:44 x
usubashiroさん、ありがとうございます。今年の関西、4月の天候は誠に気まぐれで、ギフを土日に写せたことだけで、満足です。産卵は女神が小生にくれたご褒美だと考えています。
Commented by fanseab at 2006-04-23 21:47 x
theclaさん、貴殿が連続でアップされる素晴らしいギフ写真を眺めながら、関西勢も天気に負けずに何とかしようと思っておりました。ギフの活動できる温度は本当に微妙であることを今回の観察で思い知らせました。
Commented by banyan10 at 2006-04-23 21:50
ギフ撮影おめでとうございます。嬉しさが伝わってくる報告ですね。
産卵シーンは感動しますよね。見事に撮影できていますね。
飛翔写真もピントばっちりですね。
Commented by fanseab at 2006-04-23 21:53
ノゾピーさん、奈良は残念でしたね。同じ関西でも兵庫と奈良では微妙に天気が異なっており、2週間前は奈良がわずかに好条件。この土曜日は兵庫は好条件と、綱渡りのような展開です。どういう訳か、月・火が晴れて頭にきますね。このポイントでは未だ新鮮な♂が見られるだろうと思って訪れたのですが、♀が盛期。出現時期も天候同様に読みきれません。
Commented by fanseab at 2006-04-23 21:58 x
BANYANさん、ありがとうございます。♀は丁度羽化シーンを撮影できたら・・・と思っていたら、思いのほか出現フェーズがずれていて、産卵シーンは棚からボタモチの感じでラッキーでした。貴ブログで紹介されているトラフの春型、小生も早めに撮影したいと思っています。
Commented by fanseab at 2006-04-23 22:02 x
theclaさん、遅ればせながら、貴ブログのリンクを張らせて頂きました。改めて宜しくです。
Commented by ze_ph at 2006-04-23 23:02
ギフ撮影おめでとうございます。
産卵写真、うらやましい。。
最近、広角でもマクロでも飛翔写真でも、縦横をうまく使い分けるのは大切かなぁと思っています。
Commented by fanseab at 2006-04-23 23:51 x
ze_phさん、遠征疲れのなか、コメント頂き有難うございます。山形ギフ連続アップ、期待しております。
Commented by ダンダラ at 2006-04-24 10:20 x
ギフリベンジ成功おめでとうございます。
どちらを追跡するか悩むほどなんて言う贅沢な状況は素晴らしいですね。
わずか1時間半の間に、静止、産卵、広角といろいろなシーンにチャレンジされて、いずれもきっちりまとめられていますね。
飛翔写真もシャープに撮し止められて素晴らしいです。

Commented by fanseab at 2006-04-24 12:52 x
ダンダラさん、遠征お疲れのところコメント頂き有難うございます。当地のヒメカンアオイの新芽はほとんど開き終わった状態でしたので、卵と母蝶の同時写し込みは無理でした。少し雲が出てきたら、本当にあっという間にすべての♀が忽然と消え、後から考えると、幻のような1時間半でした。
名前
URL
画像認証
削除用パスワード