探蝶逍遥記

コムラサキ越冬幼虫の観察(12月16日)

 ボルネオ遠征記はちょっとお休みして、過日撮影した分をアップしておきましょう。今年の3月には自宅近くの多摩川縁の探索で合計30頭弱の首題幼虫を見つけることができました。今冬はどうでしょうか?この日は1時間半近くの探索で5株よりわずか6頭を見出すのがやっとでした。前回は各株に最低5頭は見つかったのに、今冬は不作です。いや、前回はたまたま母蝶が集中産卵したスポットに巡り会えたので、今冬の出来が普通なのかもしれません。この日は快晴で陽射しが強く、本種幼虫を探すのには不向き。それでも前回の経験が物を言って、数は少ないながら直ぐに発見することができました。最初はマクロで。                                                                                                   ++画像はクリックで拡大されます++
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D7K-85VR、ISO=200、F13-1/250、-0.7EV、外部ストロボ+スレーブ1灯、撮影時刻:14時17分

 体長は10mmほど。何度見ても小さいですね。お次は対角魚眼で。
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D7K-10.5-X1.4TC、ISO=200、F16-1/60、-1.0EV、外部ストロボ+スレーブ1灯、撮影時刻:14時43分

 画面中央やや下方にいる幼虫が分かりますか?角状突起を下向きに溝中に静止しております。突起を上向きに静止している個体が多いのですが、たまには「変わり者」もおります。いつも魚露目でこうした場面を撮るのですが、久しぶりに10.5mmの対角魚眼を使ってみました。やはりこのレンズの解像感は抜群で、魚露目とは比較になりません。レンズ前玉が大きくてヤナギの樹肌と接触してしまうのが難点なのですけどね。
by fanseab | 2012-12-29 22:14 | | Comments(4)
Commented by konty33 at 2012-12-29 23:35
いやー簡単に見つけてしまうとは、流石です。
こちらでも先日探してみましたが、2時間以上探して2頭たらずでした。
コツがイマイチ飲み込めていない様です。
魚眼での撮影は面白いですが、こんなに小さい幼虫をアップに出来るのですね。
Commented by fanseab at 2012-12-30 16:31 x
kontyさん、老眼に鞭打っての探索は辛いですが、何とかコツが
わかってある程度の個体数は発見できるようになりました。
毎年、母蝶が産みたがる産卵木の特徴があるようで、「ご神木」を
探り当てれば、毎年、その樹肌から越冬幼虫が見つかるようです。貴殿がアップした画像を拝見すると、少し樹肌の溝の数が
少ない幹のようで、もう少し縦溝が多い株を探されると発見確率
が増すように思えます。
Commented by himeoo27 at 2012-12-30 19:45
コムラサキ幼虫探索1時間半で6頭は素晴らしいですね!
クワガタムシと同じように「ご神木」を見つけてみたいです。
Commented by fanseab at 2012-12-30 22:22 x
himeooさん、ここは「ご神木」になりうるヤナギが数本あるので
都合が良いのです。まだ探せば見つかるかもしれませんが、
切が無いので止めています。樹液が出るヤナギだと夏場にコクワガタあたりなら狙えるかもしれません。
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