探蝶逍遥記

台湾遠征記:(10)11月21日夕食

 ようやく21日の記事が終わろうとしております。この分ではシーズンに突入しても終わりが見えそうにありません。少し引っ張り過ぎた感がありますが、シーズン中も台湾遠征記を継続してご紹介していきたいと思っております。

 さて、宿に帰って一風呂浴びてから、夕食です。今宵も到着当日に食した近所の小吃(食堂)に。2晩連続なので、店のおばさんも「やーまたきたかね~」って調子で大歓迎。なにせ昨晩は結構お客さんが一杯だったこの店、今宵の客は管理人が独占状態。歓迎されるのも当然かな? 当日のディナーの全景です。                                                                                   ++画像はクリックで拡大されます++
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撮影は全てGXR@5.1mm

 個別に紹介していきましょう。最初はメインディッシュとしての焼きそば(炒麺),60元(約160円)。
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 結構なボリュームでお味もイケてましたよ。副菜として注文したのが、台湾料理の定番とも言える、干し大根入りのオムレツ(菜埔蛋)、120元(約320円)。
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 こいつは切干大根の下味が塩辛く、ちょっと幻滅。以前台北で食したものとは雲泥の差でした。本来は軽く塩味がついた切干大根の歯触りと、卵のふんわりとした食感のバランス、そして卵の甘味と大根の塩味のハーモニーを楽しむ料理なんですけど、それを楽しむにはちょっと雑な味付けでした。実は焼きそばとオムレツを注文した後、店のおばさんとその娘さん、更にはおばあさんが隣の円卓でテレビを見ながら、何やら果物をつまんでいます。「これなんですか?」と管理人が物欲しそうに尋ねると、「釈迦頭だよ!食べるかい?」と、こちらの下心を見すかすように、一切れプレゼントしてくれました。
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 バンレイシ科の果物でどうやら台東地方の名物のようです。思わぬ無料デザートの差し入れに恐悦至極! スプーンで恐る恐る口に入れてみると、これが旨いのなんの! 溶け始めたシャーベットのようなザラッとした食感に、まったりとした甘味が口中に拡がります。管理人は東南アジア各地の遠征で色々な果物を食べてきましたが、この釈迦頭は旨さ・甘さにおいてベストの味かもしれません。あまりにも旨くて食べ始めてからは無言状態。丁度カニの食べ放題で無言状態で食べ続ける・・・、あんな感じで一気に平らげてしまいました。食べ終わると手や口の周りは糖分でベタベタ。ナプキンで拭いても取れず、トイレを借りて手に付いた糖分をやっと洗い流すほどでした。オムレツの塩味が効き過ぎていたため、強烈な甘味のデザートで丁度いい塩梅になりました。満腹状態で、ホテルに戻り、この日は心地よく眠ることができました。
<次回に続く>
by fanseab | 2012-03-24 22:35 | グルメ | Comments(6)
Commented by otto-N at 2012-03-24 23:09 x
シャカトウは甘くておいしいでしょう。市場で買っても結構な値段です。3年前、台湾に行って久しぶりでした。
30年前、工場立ち上げの出張で3か月、屏東にいたことがあります。台東にもときどき行きましたので、この温泉にも行ったことがあります。残念ながら、チョウはこの時はお休み期間でした。それでも、暇つぶしに撮った何種類かは色褪せて残っています。
Commented by himeoo27 at 2012-03-25 06:55
「食わず嫌い」の私には台湾遠征は、少し敷居が高そうだと
思っていましたが、結構食事美味そうですね!
蝶と併せて、一度行ってみたいです。
Commented by naoggio at 2012-03-25 07:27 x
焼きそば美味しそうですねえ。お腹がすいてきました。
釈迦頭というのですか。メロンパンみたいなすごい外観ですね。
表面のゴツゴツを螺髪に見立ててそう言っているのでしょうか?
酸味もあるのですか?日本でも売り出してもらいたいです。
Commented by fanseab at 2012-03-25 22:58 x
otto-Nさん、台湾で釈迦頭をトライされたご経験があるのですね。工場立ち上げ出張はそれはそれはご苦労が多かったと思います。台東まで足を延ばす方は必ず知本温泉まで立ち寄るのだと思います。癖の無い温泉でいいですね。
Commented by fanseab at 2012-03-25 23:03 x
himeooさん、台湾は元々中国・福建省にルーツがあるので、四川省とか、辛さとは本来無縁の料理が多くて、日本人には馴染める味付けです。もちろん、台湾でも四川料理を出す店に行けば、激辛料理を味わえます(笑) 蝶と料理を楽しむには台湾と香港は双璧だと思います。いつかトライしてみてください。
Commented by fanseab at 2012-03-25 23:08 x
naoggioさん、独りでの旅行だと沢山の皿数を頼む本来の中国料理の楽しみ方はできません。普通夕食は屋台に出向いて済ますのですが、ここは屋台が無くて仕方なく小吃に入っておりました。
釈迦頭は、見てくれが不細工で、味も期待感が全く無かったのですが、想定外の甘さに驚きました。仰るように僅かな酸味もあって、非常にコクの深い甘味を出しています。残念ながら、日本では自然に熟成させるのが、難しいので、恐らく販売したとしても、その本来の味は期待できないと思います。船倉内で熟成させる輸入バナナが不味いのと一緒です。
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