探蝶逍遥記

「さぁ、開幕戦」・・・にならず(3月6日)

 土曜日は良い天気でしたが、所用で外出できず。日曜は土曜以上に気温が上がるでしょう・・・の予報を信じて、多摩川縁を散歩してみました。昨年は3月14日にモンキチョウが飛び出しています。さて、今年はどうでしょうか?

 日差しが強くなるまで、ちょっとエノキ株下でHestina属の越冬幼虫探し。2-3枚めくったら、アカボシゴマダラが直ぐに見つかりました。本当に当たり前に発見できるのも困ったものです。さらに数枚めくると、ゴマダラチョウが見つかりました。
++横位置画像はクリックで拡大されます++
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D90-85VR、ISO=320、F11-1/160、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻:9時03分

 左がアカボシ、右2個体がゴマダラです。この後、ゴマダラ幼虫は結構いました。例年よりは個体数が多い印象です。さて、9時30分過ぎから春らしい陽光が出てきて、モンキチョウやベニシジミの出現が期待されました。河原の土手ではハクセキレイが餌を啄んで元気に歩き回っています。
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D90-85VR(トリミング)、ISO=400、F11-1/1250、-0.7EV、撮影時刻:10時10分

 草むらではヒメオドリコソウが、まだ「踊り始め」の状況でした。
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D90-85VR、ISO=400、F4-1/3200、-0.7EV、撮影時刻:10時39分

 しかし、日差しはあまり続かず、10時30分過ぎには翳ってしまいました。結局この日、越冬キタテハも見ることもできず、新成虫初見はおあずけになりました。月曜は雨模様で、その後もまた冷え込みそうなので、やはり昨年同様、3/12か3/13が開幕戦になりそうです。
by fanseab | 2011-03-06 23:56 | | Comments(12)
Commented by yoda-1 at 2011-03-07 18:24
アカボシの影響で、将来ゴマダラ減少ということにならないことを祈るだけですね。
ハクセキレイの画像、センスがよく、流石です。
Commented by ダンダラ at 2011-03-07 21:28 x
今回は85mmの出番ですね。
新成虫を撮影しようという意欲が現れていますね。
ボケ味も柔らかくて良い感じですね。
そう言えば、今年はギョロメのアカボシの幼虫写真を拝見していないような気が。
Commented by himeoo27 at 2011-03-07 21:57
今年は三寒四温ならぬ「6寒1温」なので蝶と上手く遭遇出来ないヒメオオです。早く暖か日が続いて欲しいものです。
Commented by fanseab at 2011-03-08 07:09 x
yoda-1さん、アカボシとゴマダラは何となく共存する気がします。根拠はあまりないですが、両者共に結構都会の中で生活できる生命力を感じます。むしろ、オオムラサキとの競合が心配ですね。ハクセキレイは背景に偶然マンション群が入って遠近感が強調されて、面白い絵になりました。
Commented by fanseab at 2011-03-08 07:18 x
ダンダラさん、ご指摘の通り85mmで蝶と真剣勝負するつもりで出陣しましたが、肩透しを食らいました。ギフも含め、春先の蝶は出現の読みが難しいですね。仕方ないので、春らしくボケを活かして花と遊んでみました。魚露目はまた別の機会に……。
Commented by fanseab at 2011-03-08 07:24 x
himeooさん、「6寒1温」、言い得て妙ですね。と言うか、一日の中でも気温差が激しくて、ヤキモチします。キタテハ位飛んで欲しい…との願いは通じませんでした。
Commented by naoggio at 2011-03-08 13:15 x
そうでしたか・・・、
多摩川土手でしたらとっくにモンキチョウ等飛んでいるだろうなと、漠然と想像していましたが。
私も三浦の方まで出かけてみましたが収穫0でした。本当の狙いはカバマダラの越冬幼虫だったのですが私には荷が重かったようです。
その後、別の公園でルリシジミを見ました。
アカボシとゴマダラは、私も共存して行くのではと考えています。
ゴマダラが特に減ったという印象は今の所ありません。
アカボシは新参者なので、天敵の動向によっては、今後アカボシが数を減らす可能性もあるのではと思っています。
Commented by MatsuHimeji at 2011-03-08 17:09
ボケ味が心地よい美しい画像ですね!☆彡
ハクセキレイが写っている空気はもうすっかり春のようですのに、そちらでもチョウはまだなんですね。
こちらでもお天気は悪くないのにハエやアブの仲間しか見かけません。

↓の香港レポ、存分にメモらせていただきました。
アンビリーバボ~な空港の時代にしか行ったことがないから、機会を得てぜひ行ってみたいです。飲茶食べに~(笑)
Commented by fanseab at 2011-03-08 23:04 x
naoggioさん、多摩川土手でも川崎市側と東京都側では条件が結構異なると思います。土手が南向きになる東京都側はそれなりに新成虫発生が早いのではと睨んでいます。
ルリももうそろそろで期待しております。久しぶりに開翅を撮りたいところです。
Commented by fanseab at 2011-03-08 23:08 x
Matsuhimejiさん、85mmのボケ味は結構気に入っております。尤も蝶々の撮影で絞り解放はあまり使いませんが・・・。このポイントは草刈りが激しくて、それも蝶影を薄くしている原因だと思っております。行政はとにかくそこいらじゅうの土手を芝生にしたがるので困ったものです。
香港、いつかどうぞ。ボルネオよりは楽ですよ~♪
Commented by tsukikumo at 2011-03-09 05:55 x
お久しぶりです。ゴマダラの越冬幼虫からはかなりの高率で寄生蜂(ゴマダラヤドリヒメバチと思われるもの)が出現するのに対して、同所的に生息する越冬オオムラサキからは今まで一度もヒメバチ類の寄生を見たことがありません。オオムラサキは越冬後のコバチ類の寄生が多いようです。
アカボシにゴマダラの寄生蜂が寄生できるのか、また別の種類の天敵が存在するのか、興味のあるところです。
Commented by fanseab at 2011-03-09 07:23 x
tsukikumoさん、こちらこそご無沙汰です。アカボシを宿主とする寄生蜂は未だ正式報文を見たこともなく、面白いテーマです。オオムラサキ幼虫は寄生蜂の幼虫が嫌う忌避物質を体内合成でもしているのでしょうか?アカボシ、ゴマダラ、オオムラサキ、いずれもホストが同じエノキだけに、不思議な感じですね。
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