探蝶逍遥記

香港遠征日記(16)5月2日後半

 鳳園でキシタと格闘していて、フト時計を見ると10時30分を過ぎていました。ホテルから出発する空港への無料シャトルバスに乗ろうと焦って、大埔墟から旺角に戻り、汗だくでホテルに着いたのが11時45分でした。 12時ジャストが出発時刻なので、滑り込みセーフ!ヤレヤレと思ったのですが、ホテル前にそれらしきバスも停車しておらず、どうも様子が変です。おかしいと思ってフロントに聞くと、「バスの出発時刻は12時です」と慇懃な返事。「もう12時ですが・・・」と問い返すと、フロントマンは「お客様、時計をご覧ください、まだ11時でございます」。えっと思って指さす壁掛時計を見ると、言われる通り、11時を示していました。ふと考えて、管理人の腕時計が1時間進んでいたことに気が付きました。この腕時計、電波時計でして、成田から香港への飛行中、西日本の標準時刻発信電波基地である、佐賀県付近(羽金山)を通過してから(標準電波の影響を受けない距離と判断して)、台湾上空で、時計を1hr巻戻し、香港時刻に修正していたのでした。それが、どんな理由かわかりませんが、前日、5月1日の深夜あたりで時刻を勝手に修正し、日本時間になっていたものと思われます。

 とにかく、もう鳳園に戻っての撮影はキッパリ諦め、余った時間は空港でノンビリすることに・・・。件の無料バスを待つ時間も無駄なので、タクシーで大通りに出て、そこで空港行のA21系統リムジンバスに乗換え、空港に向かいました。空港にはジャスト12時着。この国際空港は何度利用しても、とても快適だと思います。特に頭上空間を広く取った開放的な雰囲気は何とも言えません。                                           ++横位置画像はクリックで拡大されます++

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GX100@5.1mm、ISO=80、F7.2-1/125、-0.7EV、撮影時刻:12時29分

 丁度、お昼時。最後のランチは少し贅沢をしよう・・・と思い、出発ターミナル内にある飲茶レストラン「美心閣」に入りました。
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D40-10.5-X1.4TC、ISO=400、F3.5-1/60、-0.7EV、撮影時刻:12時46分

 ここで出発までノンビリと飲茶三昧です。最初は海老の蒸餃子。
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FC150@6.4mm、ISO=100、F3.6-1/20、-0.7EV、撮影時刻:12時23分

 海老ワンタンや海老餃子では、使われる海老をどの程度細かく刻むか?で食感が大きく変わります。どちらかと言えば、ワンタンの方が少しぶつ切り、餃子は細く刻んだのが管理人の好みです。その点、この海老蒸餃子は絶品でした。お次は肉団子。
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FC150@6.4mm、ISO=100、F3.6-1/10、-0.7EV、撮影時刻:12時30分

 これ、見かけは悪いですね。でも、繋ぎに恐らく山芋系を使っているのでしょう。ねっとりした舌触りで、ジューシーな豚粗挽き肉と素晴らしいコラボが味わえました。お次は焼売。
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D40-10.5-X1.4TC、ISO=400、F3.5-1/25、-0.7EV、撮影時刻:12時56分

 絞り解放気味でかなり後ピンです(^^; まぁ、シュウマイも食べ慣れているメニューですが、平均点以上のお味でした。そして締めは甘党の管理人が拘るマンゴープリンです。
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FC150@6.4mm、ISO=100、F3.6-1/25、-0.7EV、撮影時刻:13時01分

 管理人がマンゴープリンと初めて出会ったのは、確か、10年程前、会社の海外出張でタイのホテルで食べたデザートだったと記憶しております。それから、このプリンの食感にハマって、各地で食べ歩いておりますが、ここ「美心閣」のはこれまでとは比較にならない美味しさでした。このマンゴープリンを食する為だけに香港に行く価値はあるように思います。

 ノンビリと飲茶の後は、ちょっとショッピングをして、NH910便(15:22発)で香港を飛び立ったのでした。
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GX!00@5.1mm、ISO=80、F7.2-1/160、-0.7EV

 さて、長々と引っ張って参りましたこの遠征記、これにて終わりでございます。今回の遠征での観察種は55種(前回’06年10月は58種)、撮影種は50種を数えました。これまで2回の遠征で撮影できなかった初撮影種も13種を数え、短期間ですが、成果の多い遠征となりました。次回香港遠征では、これまで訪問したことのない季節、例えば7-8月に是非行ってみたいものです。       <おしまい>
by fanseab | 2011-03-04 00:41 | | Comments(6)
Commented by yoda-1 at 2011-03-04 07:26
香港探蝶記、大変楽しめました。
日本から近くて、いい場所であることを再確認です。
電波時計は気をつけないといけないことも参考になりました。
お疲れ様でした。
Commented by himeoo27 at 2011-03-05 20:18
香港のチョウは日本とは形状も色合いも変わっていて面白く拝見いたしました。
ギリギリまでチャレンジされるのは流石ですね!すぐ諦めるヒメオオも見習わなくては。
Commented by fanseab at 2011-03-05 21:56 x
yoda-1さん、お楽しみ頂けたようで幸いです。お次は是非貴殿の探蝶記を拝見したいです。
楽しみにしております。
Commented by fanseab at 2011-03-05 22:17 x
himeooさん、所変われば蝶変わる・・・ですね。香港にはルリタテハやナミアゲハ等、日本でもお馴染みの蝶と南国の蝶が入り混じって、なかなか面白い土地です。
<ギリギリまでチャレンジされる・・・
意外と撤収間際にチャンスがあるのは国内でも同じなので、つい頑張ったりしています。
Commented by naoggio at 2011-03-06 23:26 x
お疲れさまでした。楽しい旅を満喫させて頂き、本当にありがとうございました。
またよろしくお願い致します。
時に、時計が1時間進んでいたのはけがの功名かもしれませんよ。
ぎりぎりでヤバイ蝶でも出ようものなら、飛行機に間に合わなくなったのは確実です。
そういえば香港空港って30年前に行ったきりなんですが、今でもあのおっかない、山やビルにぶつかりそうな離着陸なんですか?
Commented by fanseab at 2011-03-07 00:08 x
naoggioさん、長々とした文章にお付き合い頂きまして有難うございました。お蔭様で、ブログネタに困らず一冬越せました(笑)。 
香港は交通機関の時刻がきちんとした運行で読めるので、空港までの時間も把握できるので、結構粘れるとは思いますが、この時は少しがっかりでした。naoggioさんの記憶されている九龍半島の啓徳空港は既に廃止され、現在はランタウ島のチェックラップコップ空港が国際空港として使われています。曲芸技とされた離着陸風景は過去のものとなりました。
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