探蝶逍遥記

ムラサキツバメ越冬集団の消滅(2月6日)

 先月、1月10日に観察した首題集団のその後の状況を確認しに行きました。結果は、「3号棟」、「4号棟」共に空家で、集団は見事に消滅していました。3号棟付近のアオキの様子です。                                                          ++横位置画像はクリックで拡大されます++
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D90-10.5-X1.4TC、ISO=500、F11-1/60、-1.0EV、内蔵ストロボ、撮影時刻:8時40分

 黄色矢印が越冬集団の形成されていた葉です。ざっと、アオキの下を探索しましたが、ムラツの死骸は発見できませんでした。前回もコメントした通り、この手の集団の継続観察は毎週末に通って、消長を確認するような根気が必要だと思います。特に寒さが厳しさを増す、寒の入り前後はことさらじっくりと追跡しないと厳しいようです。この日はこのポイント以外に更に新規ポイントを求めて探索しましたが、ムラツもムラシも発見できず。がっかりとして帰宅したのでした。成虫画像がないのも寂しいので、かつて千葉の公園で撮影した♂開翅画像を再掲載いたしましょう。
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D40-24、ISO=200、F9-1/250、-0.7EV、撮影年月日・時刻:2009年11月28日、10時22分

 これ、♂の広角開翅画像としては、管理人が一番お気に入りの画像でもあります。
by fanseab | 2011-02-09 23:51 | | Comments(12)
Commented by clossiana at 2011-02-10 07:54
そちらでも見られなくなりましたか。。やはり冬越しはどの蝶にとっても厳しいのですね。この見られなくなる理由ですが、こちらでは集団の引越等、何処かで生存している可能性は低いと思っています。捕食されたか、天候か。。でも気温(寒さ自体)では無いような気がします。直感でしかありませんが。。
Commented by naoggio at 2011-02-10 10:48 x
fanseabさんやclossianaさんを始め、皆さんの越冬個体の観察記録を見るまでは、もっと生存率の高いものだと漠然と考えていました。
相当数が死んで行くのは、ほぼ間違いなさそうですね。
確実に飛翔しそうな日に観察に行って、越冬個体が見られれば、運が良ければねぐらに帰るところが見られるかもしれませんが、ムラツに関してはどうもそんなレベルの話ではないような気がしてきました。
秋にムラツとムラシが見られた場所でも、たまたまかもしれませんが春先はムラシしか見られませんでした。
Commented by yoda-1 at 2011-02-10 12:37
ムラツ♂開翅画像がお見事です。
越冬はなかなか大変そうのが、よく実感できました。
Commented by himeoo27 at 2011-02-11 09:24
関東南部では11月末にムラサキツバメの集団が次々に報告ありましたが、想像以上にこの蝶にとって越冬とは過酷なようですね!無事冬を越すようにまだ生き残っている子たちにエールを送りたいです。
Commented by fanseab at 2011-02-11 20:45 x
clossianaさん、小生の観察地は、貴殿の観察地よりは恐らくポイント全体の個体数が少ないので、より厳しい状況だと思います。定点カメラのようなモニターで24hr監視できるといいのですが・・・。
Commented by fanseab at 2011-02-11 20:48 x
naoggioさん、11月中旬頃を個体数のピークだとすると、この時期は本当に数が激減するようです。この日は薄日が差す程度で、日光浴する気温ではなかったので、単独越冬ポイントを発見する状況ではありませんでした。
Commented by fanseab at 2011-02-11 20:51 x
yoda-1さん、千葉の公園での写真は、ムラツに拘っていた頃の絵で、いいモデルになってくれました。越冬はムラツにとってもムラシにとっても厳しいものだと思います。今回観察した塒になるアオキは冬季、赤く色づく実が沢山なっており、野鳥が数多く訪れるものと思います。アオキはムラツにとって絶好の越冬ポイントですが、反面、野鳥の餌食になるリスクの高い場所とも言えますね。
Commented by fanseab at 2011-02-11 20:53 x
himeooさん、恐らく小生が単独では発見できない場所にそれなりの個体が生き残っているものと思われます。理論的には♂♀1ペア生き残っておれば、来春から、それなりに個体数が維持できるはずですので。
Commented by ダンダラ at 2011-02-12 11:27 x
やはりそちらでも越冬は厳しいのですね。
埼玉のこちらでは、越冬自体ができないのではないかと思うようになりました。
春になるたびに、暖地から飛んできては発生しているのではないかなと思います。
春先にはほとんど自宅付近の観察はしないので、確かなことは言えないのですが、どうもそんな感じがしています。
今年はアカボシゴマダラのこともあるので、自宅付近の公園も今までよりは熱心に探すことになると思うので、あるいはもう少しはっきりしたことがいえるかもしれません。
近場といってもおろそかにしてはいけませんね。
Commented by fanseab at 2011-02-12 22:54 x
ダンダラさん、昨年も今年も暖冬とは無縁のようで、ムラツのように成虫越冬する蝶にとっては、厳しい状況が続きますね。同じ南方系でも、ナガサキアゲハのように蛹越冬の方が有利なのでしょう。ムラツがウラナミシジミやチャバネセセリのように暖地から飛来する説もうなずけますね。
Commented by banyan10 at 2011-02-18 11:19
まだ観察できている場所もあるようです。
http://blog.livedoor.jp/photombo/

ごく少数は生き残って世代を繋いでいるようですね。
それにしても生存率は低いですね。
Commented by fanseab at 2011-02-19 21:03 x
BANYANさん、サイトの紹介有難うございました。確かに単独越冬個体の状態で少数が生き残って世代を繋ぐのでしょうね。時間があれば、もう一回、このポイントで探索してみるかもしれません。
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