探蝶逍遥記

アカボシゴマダラの蛹(11月23日)

 11月14日の記事でご紹介した拙宅庭エノキ上の前蛹はその日のうちに蛹化したことを確認しました。                 ++横位置画像はクリックで拡大されます++                        
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D40-24、ISO=200, F7.1-1/1000、-0.7EV、外部ストロボ、調光補正1/32、撮影時刻:10時30分

 エノキの葉もかなり黄色くなって、アカボシの蛹の緑が目立つようになりました。実はそのすぐ隣にも、もう1頭の蛹がついています。
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D40-24、ISO=200, F7.1-1/500、-0.7EV、外部ストロボ、調光補正1/32、撮影時刻:10時31分

 こちらは暫く発見が遅れました。とにかくエノキの葉が緑の状態でアカボシの蛹を発見するのは並大抵の事ではありません。擬態の名手と言えましょう。この日は背中の特徴であるギザギザに朝日の逆光が照らす状態で、思わず写欲をそそりました。

 さて、蛹のついていた株(樹高2.5m)にいた短角型(越冬型)の3令幼虫は皆、葉から降りたようです。また塀脇にある、もう一つの小さな株(樹高1m)にも5頭の越冬型幼虫が付いていたのですが、いずれも枝先に撒きつくか、株の根際にへばりついていました。
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D40-24、ISO=800, F9-1/40、-1.0EV、外部ストロボ、調光補正1/32、撮影時刻:10時44分

 もう少し気温が下がってくると、幼虫はすべて根際に集結するか、落葉下に潜り込むはずです。

<11月29日追記>

 この記事でご紹介した蛹の1頭は11/28早朝、残りの1頭も11/29の昼前に姿を消しました。恐らく野鳥の餌食になったものと思われます。予想はしていたものの、この時期に生き残って羽化を迎えることの難しさを改めて感じました。

by fanseab | 2009-11-25 23:18 | | Comments(8)
Commented by cactuss at 2009-11-26 23:39
自宅の庭で観察できるなんてすばらしいですね。
こちらにはまだ、生息域を広げていないので、先週、埼玉まで幼虫を撮影に行こうかと思っていたほどです。
Commented by 愛野緑 at 2009-11-27 00:33 x
無事に蛹化していたのですね。驚きです。
しかも、ゴマダラで12月に羽化したものがあるとのことですが、こうなると何も言えません・・・。そんなことがあるのですね~!
Commented by maeda at 2009-11-27 06:08 x
これは羽化するのかどうか、楽しみですね。
最近はこちらでも例年より暖かいので、その蛹は12月の蝶になるかもしれませんね。
Commented by fanseab at 2009-11-27 07:18 x
cactussさん、このタテハの繁殖力を考えると、埼玉の次は群馬・栃木まで拡散する可能性がありますね。困ったことですが、もう阻止することはできないでしょう。自宅庭先の強みで、朝、出勤前に羽化の兆候を確認できて便利です。
Commented by fanseab at 2009-11-27 07:22 x
愛野緑さん、このところ、11月とは思えない気温の高い日が続いていますので、羽化に至るかもしれません。どんな個体が出るのか?ちょっと楽しみになりました。
Commented by fanseab at 2009-11-27 07:29 x
maedaさん毎度どうも。ご指摘の通り、暖かいです。満員電車の中でコートを着ていると、汗をかく位です。明日で蛹化後2週間となります。羽化するとすれば、来週末あたりになるかもしれません。
Commented by ma23 at 2009-11-28 00:15 x
お久しぶりです。アカボシゴマダラはどのステージも見た事がないので、楽しませてもらってます。ゴマダラチョウとはちょっと違う感じですね。少しワルっぽく見えます笑。ぜひ観察を続けてくださいね。
Commented by fanseab at 2009-11-29 11:18 x
ma23さん、こんにちわ。こちらこそご無沙汰しております。いつも貴HPを楽しませて頂いておりますよ。アカボシはこの時期、幼虫越冬・蛹と楽しんでおりますが、拡散は関東だけに留めて欲しいですね。関西まで拡散させるべきではありません。蛹の背面の突起はやはり異様で、ゴマダラとはかなり印象が異なります。
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