探蝶逍遥記

想定内と想定外の蝶(7月5日)

 ハヤシミドリを探索していた林縁の草原上で敏速に飛ぶセセリを発見。新鮮なコキマダラセセリ♂でした。 
 ++いずれの画像もクリックで拡大されます++                                 
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D90, ISO=200, F9-1/250、-0.7EV、撮影時刻:9時29分

 課題の開翅アングルで撮影。こいつが飛んでいることはある程度予想していましたが、綺麗なセセリに出会うと嬉しいものです。しかし、草原で見るこのセセリ、スジチャやヘリチャが橙色だとすると、深紅に近く、感覚的には「アカセセリ」ですね。初夏、ゼフシーズンの初めに出会うアカシジミの鮮烈な赤の感覚に近いものがあります。残念ながらベタ閉翅撮影には失敗。まぁ、このセセリは管理人の課題ではないので、欲張りはしませんでした。

 さて、カシワ林を後にして、標高を上げ、標高1000mを越すあたりで別のゼフ探索をしました。しかし目的の相手は坊主。林縁を飛ぶミドリヒョウモン等を撮影していると、フワフワと飛ぶシロチョウがいました。「なんだろう?昼蛾にしては蝶に似た飛び方だなぁ~」と追跡してみると、なんとウスバシロチョウの♀でした!
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D90, ISO=200, F6.3-1/640、-0.7EV、撮影時刻:11時35分

 後翅の羽化不全が、ちょっぴり残念です。しかし、5月に撮り直しを予定していたまま、「もう今シーズンの撮影は無理やな~」と諦めていた「♀のベタ開翅」が得られて本当に嬉しかったです。 因みにこの♀、腹端部にスフラギスもついておらず、お相手の♂にも出会うことなく、寿命が尽きるのでしょうか?ともかく、これで課題としていたウスバシロ♂♀のベタ開翅・閉翅も一応セットで完成です。それにしても、7月にこのアゲハを見るとは想定外でした。
by fanseab | 2009-07-09 22:29 | | Comments(4)
Commented by Noreen05 at 2009-07-10 16:28
ゼフィルス美しいですね~流石ですね!!実際に出逢ったら、きっと見とれて撮影することを忘れてしまいそうです。
コキマダラセセリの明るい色は一際目を引きますね~こちらで飛んでいるセセリチョウの種類は限られているのですが・・・まだまだ同定が怪しい蝶初心者です。
7月のウスバシロ♀は一生シングル?元気な♂に出逢えますように~♪
Commented by fanseab at 2009-07-11 19:57 x
Noreenさん、コメント有難うございます。
この季節、やはりゼフの輝きを見たくなりますが、今回は少し縁遠かったハヤシミドリをじっくり撮影できました。草原で出会うコキマもドキッとしますよね。北海道でカラタカは是非一度撮影したいと思っています。そちらでは7月出現のパルナシウスは珍しくないのでしょうが、こちらでは、予想できないでビックリしてしまいます。
Commented by 中村 at 2009-07-14 23:01 x
図鑑用写真ありがとうございます。セセリの角度ですが、最近さらにこだわっているのですが、オスの前翅が片方まったく見えない角度にすると、写したい後翅が広い範囲で見られます。ただ、そうすると写したい前翅の方の角度がちょっと平行ではなくなってしまうのですが、その辺のバランスが難しいです。角度を変えたいくつかのカットがあるとうれしいです。
Commented by fanseab at 2009-07-15 23:04 x
中村さん、ご無沙汰しております。セセリ開翅画像のアングル取りに関するリクエストはよく理解しています。セセリの開翅角度は同一種でもその時の天候次第で変化するので、苦労しますね。なるべく複数のアングルでのコマを残すように心掛けたいと思います。
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