探蝶逍遥記

阿蘇山麓遠征(5月2日-6日): その(6)オオルリシジミ産卵

 ブログにアップするため、産卵シーンのコマを見直してみると、母蝶の鮮度がいずれもイマイチ。これはちょっと心残りでした。産卵所要時間はシジミ類として平均的なもので、撮影はそれほど難しくありません。ただ、クララの新芽に腹端が隠れない撮影アングルの確保がポイントになります。撮影時刻はいずれも11時台でした。     ++いずれの画像もクリックで拡大されます++       
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D90, ISO=400, F11-1/800、-1.3EV、撮影時刻:5月3日、11時15分

 この画像では腹端の左上に先に産みつけられた一卵が確認できます。産卵後に産卵状況を魚露目で撮ってみました。
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D90-1855@55mm-gy8(トリミング), ISO=400, F29-1/80、-0.7EV、外部ストロボ、-1.0EV、撮影時刻:5月3日、11時29分

 中央上の卵が↑の♀産卵画像で産みつけたものに対応します。この卵の表面を強拡大したのが左下隅の画像。淡緑色で、細かい彫刻模様が確認できます。魚露目をつけたついでに、魚露目での産卵シーンもご紹介しましょう。
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D90-1855@55mm-gy8(トリミング), ISO=200, F29-1/50、-0.7EV、外部ストロボ、-1.0EV、撮影時刻:5月3日、11時42分

 ご覧のような草原なので、風が吹くとクララが揺れ、産卵シーンの撮影は急に難易度を増します。おしまいは縦位置で。
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D90, ISO=200, F8-1/2500、-1.3EV、撮影時刻:5月6日、11時46分
 
 お蔭様で閉翅、開翅から始まって、一通りの生態は撮影することができました。次回は更に別の生態画像をご紹介しましょう。
by fanseab | 2009-05-26 22:05 | | Comments(8)
Commented by maeda at 2009-05-27 06:12 x
私も生まれ故郷の九州で思う存分に撮ってみたいものです。
そのうちと思いながら毎シーズンが過ぎていきます。
Commented by cactuss at 2009-05-27 06:57
Gyoromeでの産卵シーンは迫力がありますね。
まだ、うまく使いこなせませんが、こういう写真が撮れるのならば、チャレンジしたいと思います。
Commented by fanseab at 2009-05-27 07:08 x
maedaさん、九州にはオオルリ以外にも魅力的な蝶が多いですね。今回は思いきってオオルリ三昧にして正解だったと思います。今度はいつか北海道でもチャレンジしたいです。さしあたりの目標はやはり、オオイチになるでしょう。
Commented by fanseab at 2009-05-27 07:17 x
cactussさん、魚露目は寄ってナンボのレンズで、被写体に寄れば寄るほど迫力が出ます。大口径の魚眼レンズよりも蝶を刺激しない利点もあるようです。いろいろな蝶でどこまで寄らせてもらえるか?トライするのも面白いですよ。
Commented by banyan10 at 2009-05-27 18:38
オオルリの産卵は雌が多少擦れているのは仕方ないのではないでしょうか。
魚露目の広角はかえって臨場感が感じられて素晴らしいです。
Commented by 虫林 at 2009-05-27 19:10 x
産卵シーンの数々、なかなかのものですね。とくに魚露目の写真は躍動感がでてドッキリです。卵の写真では2個写っていますが、その大きさが違うように見えますが、これは魚露目の効果ですね。
Commented by fanseab at 2009-05-28 07:13 x
BANYANさん、ここは相当な個体数がいるので産卵シーンの観察機会も多かったです。ゴマ同様にオオルリも魚露目での産卵シーンでレンズを気にすることなく、産卵行動を継続してくれました。
Commented by fanseab at 2009-05-28 07:23 x
虫林さん、コメント有難うございます。魚露目での撮影も撮影条件がほぼ確立できたので、通常のマクロ撮影同様に作画に集中できるようになりました。2個写っている卵のサイズが異なって見えるのはご指摘の通り、魚露目レンズのいたずらです。念の為90mmマクロで撮影した絵もチェックしましたが、サイズも色も同一で、こちらもオオルリの卵と判断されます。
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