探蝶逍遥記

ミヤマセセリとスギタニルリシジミ(4月4日~5日):その2

 スギタニの飛翔画像は3年ほど前、但馬の山中でトライして以来、久しぶりです。地面スレスレを飛ぶので、捕捉はしやすいと思いますが、なにせ相手が黒いので、枯葉の上を飛ぶとすぐに見失ってしまいます。2日間で約400カット撮影。まあまあの歩留まりでした。いつも手軽に使う18-55mmズームでなく、今回は主に24mm単焦点マクロを使用。距離感が掴みにくい反面、画質はやはり単焦点のキレ味に軍配が上がります。        ++画像(全てトリミング)はクリックで拡大されます++

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D40-1855@18mm, ISO=800, F-1/2500、-1.3EV、外部ストロボ、調光補正1/32、撮影時刻:4月4日、13時08分
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D40-24, ISO=800, F8-1/2000、-1.3EV、外部ストロボ、調光補正1/32、撮影時刻:4月5日、12時07分
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D40-24, ISO=800, F5-1/2000、-1.3EV、外部ストロボ、調光補正1/32、撮影時刻:4月5日、13時07分
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D40-24, ISO=800, F7.1-1/2500、-1.3EV、外部ストロボ、調光補正1/32、撮影時刻:4月5日、13時35分
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D40-24, ISO=800, F9-1/2500、-1.3EV、外部ストロボ、調光補正1/32、撮影時刻:4月5日、13時58分

 4枚目は今回のベストショットなので、いつもより大き目のサイズでご紹介しています。渋いブルーの表現はほぼ狙い通りにできたと思います。置きピンの距離感も今回はまずまず。課題は対象の蝶が画面の中央に来ないで、どうしても画面下側に寄ってしまうこと。この悪癖は早く治したいものです。

 今回は、2日間、春の気まぐれな天気に悩まされました。天気の回復を待って、路傍で休んでいる時、可憐なナガバノスミレサイシン(同定OKですか?)が管理人を癒してくれました。
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D90, ISO=200, F4-1/500、-1.0EV、撮影時刻:4月5日、11時34分

 スギルリについては、開翅はもちろん、撮影経験のない♀も何とか撮りたいですね。
by fanseab | 2009-04-07 23:45 | | Comments(14)
Commented by 虫林 at 2009-04-08 18:01 x
スギルリの飛翔写真、見事ですね。黒っぽい蝶には外部ストロボでの補助光がやはり効果を発揮していますね。ナガバノスミレサイシンは全体像がつかみにくいのですが、たぶん良いと思いますよ。このスミレはどちらかといえば太平洋側で、ナガバでないスミレサイシンが日本海側です。
Commented by fanseab at 2009-04-08 22:32 x
虫林さん、コメント有難うございます。この日の陽射しは弱かったので、ストロボの補助が必須でした。スミレの同定も有難うございます。この画像では隠れていますが、葉の形状も含めて何とか同定できました。
Commented by grassmonblue at 2009-04-09 13:46 x
スギタニ、ミヤマセセリ。飛翔も前回の静止もすばらしいです。
やはりミヤマセセリは難物でしたか。
常々上手くいかないなあと思っていました。
ギフ撮影に行くと、必ずいますので、トライするのですが・・・・、シックさに惹かれて、今年あたりミヤマセセリ、メインに撮ろうと考えていたのですが、ギフを目にするとそうもいかなくなります。
Commented by fanseab at 2009-04-09 23:05 x
grassmonblueさん、こんばんは。ミヤマはモミジイチゴ以外でも吸蜜シーンの露出は難しい種類だと思います。それに仰る通り、ギフがいれば、当然ギフに力が注がれるので、ついミヤマは疎かになり勝ちです。今回は、ギフを目撃できなかったため、ミヤマやスギルリにターゲットを変えたため、結果的に両種をきちんと撮ることになりました。
Commented by cactuss at 2009-04-09 23:11
スギタニルリの飛翔はすばらしいですね。
やはり、ストロボを使用した方が鮮明に写りますね。
シャッタースピードが変わっても対応できる外部ストロボが必要ですね。
Commented by fanseab at 2009-04-10 07:19 x
cactussさん、おはようございます。やはり黒系統の蝶に対しては、ストロボ使用のほうが、露出設定の幅が拡がります。それとボディのD40が1/4000sec.まで同調可能なので助かっています。
Commented by kmkurobe at 2009-04-10 19:56
うーんさすがの技をみせていただきました。
高温が続いてヒメギフが止まらないので、飛翔挑戦もまるで止まらず・・・・凄さがわかりますよ。
本当に恐れ入りました。
Commented by fanseab at 2009-04-10 21:42 x
kmkurobeさん、スギルリに比べれば、ギフやヒメギフ、特に高温度下での不規則な飛翔は難易度無茶苦茶高いでしょう。地面を這うように飛ぶスギルリは歩留まりは遥かに高いものが期待できると思います。チャレンジしてください。
Commented by chochoensis at 2009-04-11 20:46 x
fanseabさん、スギタニの飛翔写真・・・素敵ですね・・・いつかチャレンジしたいとは思っていても私には無理みたいです。とても羨ましいです・・・。
Commented by fanseab at 2009-04-12 22:39 x
chochoensisさん、こんばんは。飛翔は確かに体力使いますが、スギタニは道路上をほぼ一定の高さで飛ぶので、まだ楽だと思います。手軽に撮るには、やはりカシオのパスト連射が良いようです。
Commented by thecla at 2009-04-14 23:36 x
スギタニのような暗めで小さい蝶には外部ストロボがやっぱり効果的ですね。
最近、飛翔も狙うことが多いのですが、私の場合、日によって距離感が全然違っていくら撮っても駄目な日があります(^^;
Commented by fanseab at 2009-04-15 07:17 x
theclaさん、素晴らしい♀開翅シーン拝見しました。スギタニ飛翔、確かに暗い被写体ではありますが、日陰に入り込んだ時の歩留向上にもストロボは寄与しますね。小生の場合は本文中にも書いた通り、距離感のブレよりも画面中央に来ないことが撮影日によりブレることに悩んでいます。
Commented by カオヤイ at 2009-04-15 17:53 x
いつもながら、お見事です。
こんな小さな蝶の飛翔って、僕には考えられない。
先日もっと大きいマダラの仲間にチャレンジしましたが、惨敗でした。
Commented by fanseab at 2009-04-17 00:15 x
カオヤイさん、こんばんは。シジミ類の飛翔は一見難しそうですが、一羽ばたきで数10cmも飛ぶタテハ類に比べれば、歩留はましかもしれません。マダラ類は簡単そうに見えても、意外と手強いと思います。追いかけると不規則な飛び方をするからです。
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