探蝶逍遥記

海野和男写真展「蝶の道」&フォトセミナー(1月9日)

 1週間前の話で恐縮ですが、銀座のニコンサロンで開催中の首題写真展とセミナーに参加してきました。当日は生憎の土砂降り。たまたま出張帰りで、18時前には会場に到着。会場の人影もまばらで、ゆっくりと作品を鑑賞できました。蝶の生態写真を始めてから、やはり海野さんの絵は到達目標(もちろんアマチュアの管理人が到達できることはありえないのですが)でありました。展示作品の大半はNikonの名玉:Fish-eye Nikkor10.5mmF2.8が使用されています。管理人も同じレンズを愛用していますが、やはりプロが撮ると、全く別次元の世界が作り出されるのに感動しました。

 会場には、その憧れの海野さんがカジュアルなジャケットを着こなして、訪れた方と談笑されておりました。管理人も思い切って、ご挨拶。持参した同氏の著書「WiILD INSECTS デジタルカメラで撮る海野和男昆虫写真」にサインを頂きました(^^) やったー!

 ついでに調子に乗って、ボルネオでのアカエリトリバネアゲハの撮影ポイント情報まで頂き、感謝感激!本当に気さくなお人柄も同氏の写真に惹かれるファンが多い理由なのでしょう。

 さて、19時からは、待望のフォトセミナーです。小学校5年の頃撮影されたレトロな箱根の風景から、最新の作品まで、作品が生まれた頃の時代背景や、撮影の裏話を軽妙に話されて、あっという間に予定の1時間半が過ぎました。当然、会場内は撮影禁止ですので、小諸日記に掲載された記事をご紹介しておきましょう。偶然にも、画面中央付近に管理人の後ろ姿が写しこまれていてニンマリ(^^)

 大画面に映し出される静止画像ももちろん素晴らしく綺麗でしたが、圧巻はセミナー後半に披露されたペルー領アマゾンで撮影されたモルフォチョウの高速度動画。羽ばたく度にギラッと(キラッとじゃありませんぞ、あくまでギラッとです)ブルーの構造色が輝くのには、溜息も出ませんでした。あんな動画を拝見すると、「うーん、動画もいいなぁ!」と物欲が。。。。。「駄目駄目、俺はまだまだ静止画で頑張るぞ~」っと、無理やり物欲を押し込みました(^^;;

 海野さんの作品画像を貼ることもできないので、管理人が銀塩時代に、ボルネオ・ダナムバレーで撮影したアカエリトリバネアゲハ画像を貼っておきます。
f0090680_2353383.jpg
PENTAX-MZ5, SIGMA15mmF2.8対角魚眼、絞り優先、PROVIA400F、撮影年月日:2002年5月1日

 海野さんもこのアゲハには拘りがあって、かれこれ40年にわたって撮影し続けているようです。管理人は昨年のキナバル遠征でデジタル初撮影を夢見ていたのですが、残念ながら、ジャングルの遥か上空を滑空する姿を眺めるだけで悔しい思いをしました。いつかきっと、デジタルで再チャレンジしたいと思っています。

 写真展:「蝶の道」は銀座では、1/20(火)まで。大阪のニコンプラザに場所を移して、2/5-11まで開催予定(フォトセミナーは2/5開催)です。素晴らしい写真展ですので、是非行かれることをお勧めします。
by fanseab | 2009-01-16 23:08 | | Comments(14)
Commented by maeda at 2009-01-17 07:32 x
海野さんが撮った絵と言ってもおかしくないアカエリですよ(↑)。
海野さんは10.5mmにテレプラス(1.5倍くらい)を使われていることも多かったと思います。15mmを使うより深度が深くなるようです。
Commented by banyan10 at 2009-01-17 11:40
僕も昨日行ってきました。
セミナーは動画も上映されたのですね。それも見たかったです。
僕の場合は撮影を始めたのが遅いせいか、特別な憧れはないのですが、サイン入りの本を買ってしまったということはミーハーな部分もあるのかもしれません。(笑)
Commented at 2009-01-17 15:36
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by fanseab at 2009-01-17 20:42 x
maedaさん、コメント有難うございます。海野さんの撮影されるアカエリは99%マレーシア本土産ですが、↑の絵は原名亜種(ボルネオ産)の違いはあります。銀塩時代は、テレコンは使用しませんでしたが、現在は10.5mmにテレコンを使用することが殆どです。
Commented by fanseab at 2009-01-17 20:45 x
BANYANさん、サイン入りの「蝶の道」は小生も買いましたよ。この本は価格と中身とのコストパーフォマンスが抜群だと思います。EX-F1による飛翔画像は全紙大パネルに引き伸ばしても、粒子の荒れが殆ど見られず、凄いと思いました。
Commented by fanseab at 2009-01-17 20:48 x
非公開コメントさん、ご丁寧に報告有難うございます。
既に先方より連絡を受けており、先方の活動も順調と聞いております。
ご尽力に感謝いたします。
Commented by furu at 2009-01-17 21:53 x
この日は関東の撮影仲間がたくさん集まるかと思ってましたが、私たちだけでしたね。
海野さんの「昆虫写真マニュアル」を読んでその後の人生が変わってしまい、銀塩時代は手の届く範囲内の機材は全て海野さんの常用機材と同じものを使ってました。
セミナーの中での、「連写はあまり好きではなく、一枚一枚を丁寧に撮ることが大切。」というお言葉に激しく同感しましたが、その割にはパスト連写の写真が多かったですね。(^^;)
Commented by 6422j-nozomu2 at 2009-01-17 22:04
海野さん、よくテレビでご活躍ですが、私もあのような仕事に就いていたなら毎日楽しいんだろうなといつも思っています。でも、現実はきっと厳しいんだろうとも。アカエリ憧れますぅ。
Commented by kenken at 2009-01-17 23:41 x
さっそく小諸日記覗いてきました。こりゃ盛況ですなぁ~
ん?あれが管理人さんだなっ!(笑)
近ければ、私も行くのですが・・・
最近、不況のあおりで出張も少なくなりそうで・・・(悲)

アカエリは貴殿の撮影歴を物語る写真ですね。
オリンパスのE-3のカタログにアカエリの写真が載っていたのを思い出しました。
Commented by fanseab at 2009-01-18 00:13 x
furuさん、当日はどうも。挨拶だけで失礼しました。小生もあの「マニュアル」は穴のあくほど読み込みましたよ!そう、「連写はあまり・・・」のくだりには驚きました。7-8台使用して2008年度の総撮影コマ数がわずか30000コマにはビックリしました。下手な鉄砲は・・・のアマチュアとは次元が異なるのでしょう。
Commented by fanseab at 2009-01-18 00:16 x
ノゾピーさん、仰るとおり、昆虫写真で生計を立てていくのは、大変な苦労があるのだと思います。もちろん、下積み時代には耐え忍ぶ生活があったはずですから。アカエリいいでしょ!海野さんの大きく引き伸ばされたパネルを見ると、またまた遠征病が出てきます(^^;;
Commented by fanseab at 2009-01-18 00:19 x
kenkenさん、当日は土砂降りの影響で、これでもお客様が少なかったようですよ。東京はもう終わりなので、大阪会場で是非ご覧になってください。スジグロチョウやベニシジミもプロが撮ると、こうも違うかぁ!って、感動しますよ。E3のカタログに掲載された画像も展示されておりました。
Commented at 2009-01-19 16:14
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by fanseab at 2009-01-19 22:50 x
非公開コメントさん、情報有難うございます。
難しい問題だと思います。別途私信します。
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