探蝶逍遥記

本体ホームページURL変更のお知らせ

9月29日、15:00まで本記事をページトップに配置します。
本体記事は本記事の後にあります。
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 拙ブログの母屋サイト東南アジアの蝶ファン倶楽部(外部リンクのサイトURLがサーバー会社の都合により、今月29日、15時より下記の通り変更になります。
 既に首題サイトに相互リンクを張って頂いているホームページ管理者の方には個別通知しておりますが、それ以外で「お気に入り登録」をされているブロガーの皆様、サイト管理者の方はご面倒でも登録URLの変更をお願いします。今回の変更で、ブログ管理者名の「fanseab」をサイトURLにも使用し、URL全体の長さを短くするように留意いたしました。拙ブログに比較すると、圧倒的にアクセス数が少ないサイトですが、これからもご愛読のほど、よろしくお願いいたします。

【変更前】http://homepage2.nifty.com/se-asianbutterfly
【変更後】http://fanseab.my.coocan.jp

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# by fanseab | 2016-09-29 15:00 | | Comments(2)

スジボソヤマキチョウなど(8月下旬)

 1月末に体調を崩して以来、今シーズンは遠距離遠征撮影を自粛しておりました。車の運転は片道1時間以内とルールを勝手に決めたこともあって、山梨・長野へ赴くこともできません。そこで皆さんのブログを拝見し、撮影の疑似体験をさせて頂いておりました。でも、そろそろ封印を解いても良いかな~と思い、この夏初めて山梨の高原へ遠征を試みました。
 目的の一つはムモンアカの発生木特定。過去2年間、9月に入っての生き残り♀を連続して観察できていたので、少し早めに訪問してみようとの魂胆。しかし、結果は坊主。今シーズンは発生時期が例年より早かったのか、それとも不作だったのか、来シーズンはやはり8月上旬頃訪問することに決めました。

 さて、高原にはいつものようにヒョウモン類が飛び交っておりました。ただ例年に比較してウラギンヒョウモンの個体数が少ないのが気になりました。ミドリ♂♀、メスグロ♀は例年並みの個体数なんですけどねぇ。代わりに目立ったのがギンボシヒョウモンの♀。

+++画像は原則クリックで拡大されます+++
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D71K-34VR(トリミング),ISO=100、F8-1/640、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻:10時01分

 このポイントではギンボシ個体数は少ないのですが、ウラギンが少ない分目立っていたのかもしれません。飛翔も撮影。
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GX7-Z12,ISO=400、F4-1/2500、撮影時刻:10時50分

 全体に鮮度が良く、1枚目の吸蜜個体とは別個体のようです。ここはスジボソヤマキ、ヤマキのポイントでもあるのですが、この日、ヤマキは残念ながら坊主。スジボソヤマキ♂の吸蜜を2枚貼っておきます。
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D71K-34VR(トリミング),ISO=200、F8-1/500、-1.0EV、撮影時刻:10時36分
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D71K-34VR(トリミング),ISO=200、F8-1/800、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻:12時29分

 逆光で撮りたくても、なかなか良いアングルに来てくれないものですね。次は飛翔。先ずは♂。
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GX7-Z12,ISO=400、F4-1/3200、撮影時刻:12時44分

 2頭の♂が絡んで解けた場面です。飛翔で撮ると、♂前後翅で黄色の濃淡が異なることがよく分かります。次は♀。
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GX7-Z12,ISO=400、F4.5-1/2500、撮影時刻:10時47分
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GX7-Z12,ISO=400、F4.5-1/2500、撮影時刻:10時48分

 1枚目は全開シーン。偶然画面中央にコチャバネセセリの巣が写りこんでいました(^^) 2枚目は♀の腹部形状の特徴が良く出ました。日本産シロチョウの中でもヤマキ・スジボソヤマキの♀は純白の美しさが際立つ蝶だと思います。もちろん、カワカミシロチョウ(Appias albina)♂も種小名が示す通り、純白ですが、どうもAppias独特の尖った翅形が邪魔してか、パッと見、純白感が今一つです。それとGonepteryx属の翅面には翅脈と直交する細かな縮緬皺に似た風合いがあります。ですから管理人はヤマキ・スジボソヤマキの♀を見ると、初々しい花嫁が纏う「白無垢」を想像してしまいます。前後翅に各1個配された橙色の小紋も大変お洒落です。そんな彼女達ご自慢の衣装も、越冬後は薄汚れ、ボロボロの姿で春先再登場します。その姿を見るのも辛いものですね。
 晩夏の一日、久しぶりに訪れた高原の涼しい空気を吸って、英気を養うことができました。
# by fanseab | 2016-09-22 15:45 | | Comments(2)

ギンイチモンジセセリ第3化(8月下旬)

 今シーズンはまともにギンイチを撮影していないことに気付き、拙宅から車で10分の至近距離にある街道沿いのポイントへ。ここで撮影できるか否かは草刈り時期によります。ギンイチは草丈50cmを下回る場所を嫌います。このポイントは東西方向に走る道路両脇の巾僅か4mの傾斜草地。訪問した時期は両脇殆どが草刈りをされておりましたが、奇跡的に南側の長さ約100mが草丈80cmのグリーンベルト状に残っておりました。期待した通り、2頭の♂が探♀飛翔中。東端にある草丈30cmの刈込地点に到達すると、Uターンして西側へ飛翔。これを繰り返しているので、途中で待ち伏せしての飛翔撮影は比較的簡単。

+++画像は原則クリックで拡大されます+++
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GX7-Z12(トリミング),ISO=400、F4.5-1/3200(以下飛翔撮影条件は共通)、撮影時刻:10時52分
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撮影時刻:10時58分

 ギンイチの飛翔撮影をトライされた方なら経験されていると思いますが、撮影コマの8割以上は閉翅状態で飛んでいます。一枚目のように全開翅を上から見込んだ絵は意外と撮り難いものです。2枚目は驚いて急激にUターンする瞬間。ギンイチの前翅裏面はほぼ漆黒です。展翅標本を作製している経験者なら前翅裏面の特徴は把握しているはず。しかし、静止撮影オンリーだと気づかない事実ですね。

 さて、このポイントで撮りたかったのは、走行中の車とのコラボ。何せ裏道として使用頻度の高い道路故、各車相当なスピードで走っています。トラックのように丈の高い車が通過すると、飛んでいるギンイチが風圧で煽られてヨロける場面も・・・・。そんな本ポイントの特徴を広角飛翔で情景描写するのが、この日のメインターゲット。ただ、ギンイチ飛翔と車通過のタイミングをシンクロさせるのは難しい! 何とかゲットできた3コマを貼っておきましょう。
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撮影時刻:10時49分
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撮影時刻:10時52分
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撮影時刻:10時58分

 1枚目は後方より迫り来るトラックから必死に逃げようとしている?ギンイチ。一番スピード感が出たかもしれません。2枚目は一番バランス良く仕上がった絵。車の全景を写し込もうとすると、相対的に蝶が画面下端に接近し、両者の配置バランスが取れるかは、全くの運次第。3枚目はほんの僅か自動車の通過が早過ぎた事例。
 さて、探♀飛翔、更に管理人に追跡されて疲労が蓄積した♂は時々休息してくれます。最初は半開翅。
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D71K-34VR,ISO=200、F8-1/400、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻:10時23分

 飛び古した個体ですが、チャーミングポイントである前翅肩付近の橙色が残っています。次は全開翅。
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D71K-34VR,ISO=200、F10-1/400、-0.3EV、外部ストロボ、撮影時刻:10時28分

 この子は↑とは別個体と思われます。縁毛は殆ど擦り切れているものの、その割に翅表は結構綺麗です。深傷がないので助かりました。♂が一生懸命探していた♀を管理人も探しましたが、生憎発見できず。仕方なくすぐ傍の多摩川縁に移動してビックリ。台風通過後の増水でオギの群落が全て水平になぎ倒されておりました。これではギンイチが飛び回ることもできないはずです。仕方なく避難場所を求めて道路沿いの草地にやって来たのかもしれません。大水の影響でこんな場面にも出会いました。
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D71K-34VR,ISO=200、F10-1/400、-0.7EV、撮影時刻:11時17分

 急激な増水と激流を避けるため草地に逃げ込んだ魚達が、一気に水位が下がり、逃げられずに遊歩道上に打ち上げられ、干からびてしまったようです。関東に直撃する台風の増加で、例年以上に多摩川の増水が著しく、例年なら撮影に好適な場所が少なからず影響を受けております。
# by fanseab | 2016-09-18 20:28 | | Comments(4)